2023年12月 京都二泊旅1 〜伏見稲荷大社篇〜
2023年の12月の初め頃、京都旅行に行ってきました。
今回は友人とふたり旅。2泊ということもあり、あちこち観光できました。
最初に目指すのは伏見稲荷大社(公式)。
観光関連のサイトやSNSなどでよく美しい写真を見かけていたので、以前から訪れてみたい場所でした。
今回は新幹線移動で、朝は東京駅に集合です。
京都までの移動時間は2時間半くらいで、雑談してる間に到着です。
3月に大阪行ったときも思いましたが、関西って案外近い。
伏見稲荷大社へ
京都駅
そんなこんなで、やってきました京都駅。
この日は平日にも関わらず、中々の賑わいです。
やはりというか何というか、海外からのお客さんが多い印象です。
外観、内観どちらもかっこいい。
京都駅から、伏見稲荷大社の最寄駅、稲荷駅を目指します。
稲荷駅
京都駅から5,6分で到着です。
京都の地理に明るくないので、乗り換えなどは都度調べたりしたのですが、京都駅からは思っていたよりすぐ近くでした。
伏見稲荷大社
そして伏見稲荷大社の参道も駅のすぐ目の前。
入り口に大きな鳥居。
記念撮影してる人がたくさんいます(我々もですが。)
立派な参道です。
12月に入ったとはいえ、見た感じ紅葉もいい具合。
参道を真っ直ぐ行くと楼門。
2階造りの門のことを楼門というそうです。
門の前に狐の像が。
狛狐ってことで良いんでしょうか。
狛狐のくわえているものが色々違っているので、見ていくのも面白いです。
入り口の二匹は玉と鍵をくわえていました。
本殿でお参りをして、先に進みます。
大きな鳥居がズラリ。
鳥居を潜ってさらに先へ。
いつかは訪れてみたいと思っていた千本鳥居。
隙間なく鳥居が連なって、終わりが見えずどこまでも続くようにも見えてしまう。
この非日常感はすごい。
よくメディアに取りあげられているし、やはり人気のスポットのようです。
この日は平日にも関わらず、中々の混雑具合でした。
こちらの鳥居を抜けると、その先は奥社奉拝所というところ。
どうやらまだまだ先がありそうです。
境内案内図で言うと右下の部分。
山全体が神域ということで、見たところ全体の1〜2割くらいしか進んでいなさそうです。
伏見稲荷大社、千本鳥居くらいしか知らなかったですが、実はかなりのスケール。
稲荷山へ
そんなわけでここからは山登りです。
旅行する度に言ってる気がしますが、運動不足の身には堪えます。
道中、あちこちにお社が。
ちょいちょい寄り道しながらも進んでいきます。
新池
新池。天気も良いので山の緑が水面に綺麗に映ります。
どこを見ていても雰囲気があるなぁ。
四つ辻
ここまでで30分くらいは歩いたのかな。
看板を見ると頂上までは半分に到達したかどうか、くらい。
結構な距離を登ってきましたが、まだまだ先は長そうです。
展望スペースもあり、市街を見渡せます。
飲食などができる大きめの売店がありました。
お店は道中頻繁に見かけたので、疲れたら休憩しながら登っていくのも有りかなという感じ。
今回は立ち寄らずそのまま進んでいくことにします。
この辺りで引き返すお客さんが多いのか、麓と比べると混雑もかなり緩和されてきたかなといった印象です。
なので、写真に他の観光客が写り込んだりするのが気になる、となる方は頑張って登っていくのが良さそう。
一ノ峰(山頂)まで
その後も時々お社に立ち寄りつつ、山頂をゆっくり歩いていきます。
こちらは眼力社。
休憩を兼ねて少し足を止め、写真撮ったり。
頂上に近づくに連れ、人とすれ違う頻度が本当に下がってきました。
稲荷駅到着からだいたい1時間半くらい。
遂に稲荷山の山頂、一ノ峰に到着しました。
標高は233mhとのことです。
道中のアップダウンが激しかったので、本当に頂上に近付いているのかと、ちょっと心配になりながら歩いてましたが、なんとか辿り着いたようです。
「店に再確認は不要です」と注意書きがあるところを見ると、同じように不安なっちゃう人が多いのかな。
達成感があるせいか、なんとなく空気が美味しい気もします。
そして下山
頂上でお社を見て歩いて周り、ちょっと一息。
麓に戻ります。
四つ辻から一ノ峰まではぐるりと一周道が通っているので、四つ辻を目指して行きとは別の道を歩く格好になります。
本当に天候には恵まれたなとという感じです。
気温は低めで風もなかなかあったのでちょっと寒い。
三ノ峰まで来ました。
もうちょっとで四つ辻です。
鳥居の総数は稲荷山全体で一万基以上にもなるそうです。
四つ辻まで戻ってきました。
ここからは下り中心ではあるものの、もう暫くの山歩きです。
猫ちゃん発見。
人に慣れていそうでした。
脇道を覗くと、突然の住宅街。
いよいよ麓まで戻ってきたようです。
お参りをして、山を登り、あちこち見て回って滞在時間は2時間ちょっとでした。
体力的なしんどさはありつつも、伏見稲荷大社はどこを見ても楽しかったです。
「花家」さんで昼食
しっかり歩いてお腹も空いてきたということで、ここでお昼ご飯にします。
通りを歩いていると、いっぱいお店があるので、食べ歩きもいいかなと思いつつ、
ちょっと足が痛くなってきたので座れるお店を探すことにします。(友人はアスリート気質なので全く平気そうでしたが。)
京都の名物にしんそばと、お稲荷さんの総本山に来たらやっぱりいなり寿司食べたいなということで、お店探し。
どちらもいただけそうな花家さんに入店します。
100年近くも続いているお店だそう。すごい。
入ってすぐのところにテーブル席と、奥にはお座敷。
トータルで30人前後は入れそうかな、といった広さでした。
メニューはうどん、そばに、いなり寿司を含めたお寿司、丼物など和食中心。
おでんや出汁巻きのようなサイドメニューもあります。
麺類はいなり寿司セットにもできました。
そんなわけで食べたかったにしんそばといなり寿司のセットを注文。
セット価格で1200円でした。
にしんそばもいなり寿司も甘味があって優しい味わい。
長らく外を歩いた後なのでかなり沁みます。
趣があって落ち着くお店でした。
食後、座敷で少し休んでからお店を出ます。
花家さんのにしんそばと、いなり寿司。
とても美味しかったです。ごちそうさまでした!
まとめ
そんなわけで伏見稲荷大社、
本殿やその少し先のあたりまでは混み合っていますが、稲荷山を登っていくと徐々に空いてくるので、静かに鳥居の連なる道を歩きたい場合などは登ってみるのもおすすめです。
道は大体舗装されてはいますが、ほぼ全体が階段や坂なので、体力やその日のスケジュールと相談してどこまで進むか決めると良さそうです。
私は翌日足が痛くて歩くのがちょっとしんどかったです。
そうはいっても伏見稲荷大社、とても楽しめました。
また京都旅行の機会があれば、ぜひとも再訪したいと思います。
伏見稲荷大社
花家
次回は三十三間堂を観光します。