2022年6月 新潟一泊旅4 〜牛の角突き篇〜

2023年10月23日,食べ歩き,新潟県

ホテルで飲み明かした前回
翌朝は各々でチェックアウトを済ませて集合時間にロビー集合。
そのまま車で長岡に向けて出発です。
越後山古志の闘牛大会(牛の角突き)の会場になる山古志闘牛場を目指します。

「牛の角突き」を見よう

牛の角突き

そもそも「牛の角突き」とは?という話なのですが、牛同士の闘牛で、1000年もの歴史があるとのこと。
牛と牛がぶつかり合う様子が大迫力です。
引き分けとするのがルールになっていて、人が1トン超の牛と牛の間に割って入ってこれを止めるのですが、これもまた凄い迫力があって、見どころのひとつかなと思います。

山古志の「牛の角突き」は牛が傷つかないように引き分けにするのが特徴。勢子と呼ばれる男たちが、角を突き合わせ、激しくぶつかり合う牛の間に分け入って牛を取り押さえる様子も見ごたえがあります。

https://niigata-kankou.or.jp/event/1985

引用のサイトに写真や動画付きで説明があるので、雰囲気とかを確認いただくと良いかと思います。

実は、私個人は牛の角突きを見るのはこれで3度目。
何度も見に来たくなる牛の角突き。今回も楽しみです。

山古志闘牛場へ

この日は朝から良い天気で、暑くなりそうだったのでタオルとかポータブルの扇風機とか保冷バッグとか、熱中症への備えになりそうなものをちょこちょこ買ってから山古志闘牛場へ。
寄り道、買い物の時間も含めて燕三条を出てから1時間ちょっとで到着です。

山古志闘牛場周辺の景色

闘牛場自体は山道をずいぶんと登ったところにありますが、車で行けるし大きな駐車場も無料で利用できます。
カーブが多いので、車酔いなどはちょっと注意が必要かもしれません。
とはいえ、道中の景色も良く、窓の外を眺めていると退屈しません。

また、長岡駅からシャトルバスも運行されているので、車でなくても大丈夫。
例えば、新幹線で長岡、そこからシャトルバスで闘牛場まで、みたいなルートも取れそうです。
交通アクセスに関する詳細は、先ほども紹介したこちらのサイトから確認できます。

山古志闘牛場周辺の景色

駐車場から見える景色もまた良し。
駐車場の入り口あたりにテントがあって、そこで入場券を買ったり、検温したり。
牛の角付きの入場料金は2200円でした。

山古志闘牛場入り口

駐車場から少し歩いたところに、闘牛場の入り口があります。

取組が始まるまで

取組開始は13時からとのことだったのですが、ちょっと早めに着いたので、闘牛場内を少し散策。

周りの木には牛が縄で繋がれています。これがまた大きい。
始まる前の様子を見てると、これからひと暴れするんだなっていう想像がつかないくらいおとなしいのですが、実際に取組が始まるとかなりの迫力。

飲み物や、焼きそばとか軽食販売しているコーナーもあります。
ジュースとかアイスとかあると、こういう暑い日には助かりますね。
我々は車なので飲まずですが、ビールも売ってるので観戦しながら盛り上がったりもできそう。

グッズ販売をしているテントもありました。
手拭いとかTシャツとか、ポストカードとか、グッズも豊富に揃ってます。
同行してる友人がTシャツ買ったというので見せてもらうと、かっこいい名言がプリントされてました。

牛の角突き 物販のTシャツ

なんという漢の背中か。

闘牛場の様子

場内は結構広くて、中央に円形の闘牛場、観客席がそれを囲む形になってます。

山古志闘牛場 場内の様子

こちらは全取組が終了した後に2階席から撮った写真。
終了後なので人もまばらですが、取組の間は観客もたくさんいて活気がありました。

1階席のほとんどは屋根がついているので、今回のような陽射しの強い日や天候が崩れた日でも大丈夫そう。

観客席のさらに外側に、物販スペースのテントや売店、トイレなどがある感じです。

山古志闘牛場 場内の様子

両端にあるゲートから牛たちが出入りしたり。

取組の様子

この日は全部で15の取組が予定されていました。
牛の角突きに関する情報や取組の実況解説なども場内に流れるので、その辺り聴きながらの観戦も楽しみ方のひとつかなと思います。

牛の角突き 取組の様子

1トンを超える牛同士のぶつかり合い。
相手から目を離さない牛たちの表情もすごい気迫です。

牛の角突き 取組の様子

ただぶつかり合うだけではなく、相手を受け止めたり、いなしたり、押さえ込んだり、といった場面も。
首の位置や角度が重要みたいで、激しくぶつかり合いながらも所々で柔らかい動きをする牛がいたりと、動きに特徴があります。
実況・解説と併せて見ていくと、技の掛け合いなどもちょっとずつ分かった感じがして、どんどん楽しくなっていきます。

牛の角突き 牛の入場

入場直後、取組前の牛。
すごくやる気に満ち溢れているように見えます。

牛の角突き 取組の様子

柵の間際まで相手を押し込む場面も。
1トンの牛が間近にまで迫ってくるのは、本当に大迫力です。
柵があるとはいえ、突っ込んでくると流石に怖いですね。

同じ柵の中で荒ぶってる牛たちを人が分入って取り押さえると言うのだから凄まじい。

牛の角突き 取組の様子

引き分けとするために、牛と牛の間に入って取組を止めたところ。
牛は鼻が急所で、おさえるとおとなしくなるんだそうですが、ぶつかり合う牛に生身の人が割って入っていく様子が、これまた壮絶。

牛の角突き 取組の様子

迫力ある取組が多く、最初から最後まで楽しく観戦できました。
牛の角突き、また観に行きます。何度でも観たい!

牛の角突きの開催日程

山古志闘牛場

今回、我々が訪れたのは山古志闘牛場の方。
2022年の開催日程はこちらに記載があり、11月までは毎月1回以上は開催されるようです。

小千谷闘牛場

もう一箇所、小千谷市の闘牛場でも牛の角突きが開催されています。
小千谷の開催日程はこちらで確認できます。
小千谷市の牛の角付きも、2022年は11月まで毎月開催されるようです。

両会場合わせて確認すると、年間で20回近くも開催されているんですね。
9月以降の日程を見ながら、年内にもう一度くらい、観に行きたいなー、なんて思ってしまいます。

帰ります

取組の内容次第で終わりの時間は前後するみたいですが、この日の最後の取組が終わったのは15時過ぎくらい。
今回の新潟旅行での観光はこれにて終了。
我々も帰路に就きます。

塩沢石打サービスエリア

新潟県を出る前にお米食べとこうってことで、塩沢石打SAに立ち寄ります。

券売機に魚沼産しおざわコシヒカリを使用。的な事が書いてありました。
字面だけでテンション上がりますね。

夕飯にはちょっと早い時間だったので、ガッツリと言う感じでもないけど、どうしてもお米を食べたい。
と言う事で、ライスと生卵を注文。あわせて300円くらい。
味噌汁とかも付いてくるのもこれまた嬉しいサービスです。

シンプルですが間違いない。
小腹を満たすのにも、お茶碗一杯のご飯がちょうど良かったです
文句無しに美味しいご飯でした。

その後は時折休憩を挟んだりしながら、首都圏の方へ戻っていきます。
程よいところで車を降ろしてもらい、解散。あとは電車で帰宅です。
本当に、いつも運転ありがとうございます。

まとめ

そんなわけで、今回の新潟旅行も大変楽しく、充実した旅になりました。
食の方は海鮮にご当地ラーメン、限定ビールに美味しいお米と、かなり色々と堪能できました。
観光についても魚の市場通り、角田岬灯台、そして牛の角突きと、一泊二日をフルに楽しんだなという感じです。

年に何度か、国内旅行をして毎回思うのは、「日本はいいとこばかりだなぁ」ということ。
新潟もまた遊びに行きたい!


山古志闘牛場

塩沢石打サービスエリア

2023年10月23日,食べ歩き,新潟県