2023年3月 大阪一泊旅4 〜海遊館篇〜
お昼ご飯を食べて、ちょうどいい時間になってきたので海遊館(公式)へ。
チケットは前回の経緯で購入済みなので、直接ゲートへ向かいます。
15分刻みくらいで入館時間が区切られているので、入館まではちょっと並ぶ程度です。
いよいよ入館。
かなり規模の大きな水族館ということで、大変楽しみです。
後ろの大型客船は多分関係ない。
いざ海遊館へ
入館制限中だけあって、なかなかの混雑具合。
夕方くらいまで時間もあるし、混んでる所は後回しにするとかして、ゆっくり見ていく感じにします。
印象に残った展示や施設を中心に書いていければなと思います。
海遊館の展示
入ってすぐ、水槽に囲まれた海底トンネルのような通路を抜けると長めのエスカレーターがあり、ここから海遊館の上部まで登っていきます。
上から順に見ていくスタイルみたいです。
「日本の森」から
順路通りにエスカレーターを上がると、最初に出会うのは「日本の森」の展示。
岩と緑に囲まれた内観で、日本の森というだけに淡水魚やサワガニなどの展示されていました。
魚の他にカワウソや水鳥もいます。
我々が通った時はカワウソはお昼寝中でした。
大水槽を囲む形で回廊型になっている通路を降りながら見ていく形。
エトピリカやアシカやイルカなど、水上・水面近くの様子を見た後に、水中での様子も見られたりと潜っていく感じがして面白いです。
アシカの水上の様子。
水中に飛び込んだり、素早く動いたりする様子もいくつかの高さ(深さ?)で見られたりします。
南極大陸
南極大陸のエリアはペンギン。
ペンギンの雛もっこもこです。
雪が降ったりもする。
海遊館の「太平洋」水槽とジンベエザメ
海遊館で有名なのはやはりジンベエザメでしょうか。
現生の魚類最大種ということで、ジンベエザメほんとでかい。最大で12メートル以上にもなるそう。
水槽内作業されてる職員の方が写ってますが、人と比べてもまぁでかい。
ちなみに展示されてる個体はそれぞれ2022年時点の実測で6.00メートルと5.25メートルだそうで、毎年順調に成長しているようです。
回廊型の館内はこの巨大な太平洋水槽を囲む形で通路が通ってます。
いろんな角度から水槽を見られるのも楽しい。
水槽のアクリルガラスの厚さは最大で30センチにもなるそうで、私の腕前ではどうしても写真が歪んでしまいます。もっと頑張りたい。
近くまで来てくれました。
大きな水槽にたくさんのいきもの。
見え方は見る位置や角度によってさまざま。
個人的には下の方から見上げるのが好きかな。
海月銀河
大水槽を通り過ぎ、順路通りに進んでいくと、クラゲの展示エリアへ。
薄暗い空間の中で、丸い水槽が宙に浮いてるような演出で、なるほど海月銀河。
薄暗さと混雑でちょっと歩きにくさはあったかなという感じでした。
とはいえ、水槽の数も多くて見ていて楽しい展示エリアです。
今回はさっと見て通り過ぎてしまう形になっちゃいましたが、それでも印象深い展示でした。
いつか再訪してゆっくりしてみたいところ。
北極圏
展示エリアが上下に分かれていて、どうやら北極圏の海中と氷上を表現しているみたいです。
北極圏エリアの下側の通路。
天井の氷の表現と、両サイドの鏡への写り込みで氷がどこまでも広がっている感じも良い演出です。
そんな氷の隙間からアザラシの泳ぐ姿を見上げたりできます。
順路を進んで上のフロアへ行くと、今度は別の角度から。
眠そう。
バックヤード観覧も楽しめる
最初の方に紹介した「日本の森」エリアの一角にこんな看板が。
案内スタッフの方が立ってたので、話を聞いてみるとジンベエザメが泳いでいる「太平洋」水槽を上から見学できるそう。
入館料とは別で1,000円必要でしたが、せっかくなので体験してみます。
また撮影はNG。
そもそも手荷物の持ち込みがNGで、ポケットの中のものなども全てロッカーに預ける事になります。
確かに、大きな水槽に手荷物を落としたりしてしまうと回収が大変だし、物によってはいきものに害があったりも考えられそうなので、納得かなぁという感じです。
(ロッカーはちゃんと鍵付きで、鍵自体は腕に巻き付けるタイプのものでした)
というわけで写真は無いのですが、水面近くを泳ぐジンベエザメを上から眺めたり、また違った角度から海遊館を楽しめます。
また、ガイドさんが何名かスペースを回っており、海遊館のいきものや設備に関する説明をしてくれたり、質問を受けてくれたりもします。
タイミングが良かったのか、比較的ゆったり観覧できたし、ガイドさんとの会話に学びもあって、楽しい体験プログラムでした。
海遊館の特別展「視点転展」
順路の最後の方には特別展示のスペース。
「視点の多様性」をテーマにした特別展示とのこと。
見たり聴いたり、触れてみたりと、いきものの展示というよりは、文章やギミックによる体感型のコンテンツが中心。
工夫がいっぱいの展示が面白く、いろんな角度からの
特別展「視点転展」は、2024年1月上旬までの期間で開催中みたいです。
別料金等は特になく、海遊館へ入館すれば特別展も観覧できます。
まとめ
特別展を見て、エスカレーターを下ると、館内を一周する形で入口付近に戻ってきます。
そのエスカレーターの先、順路の最後に書かれていることばです。
海遊館のコンセプトで、30年以上前の開館当初から大切にされてきた考え方なんだそうです。
「日本の森」から始まって、そこから繋がる世界中の海をあらわした展示の数々を見ていく流れは、旅でもしていいるようで大変楽しかったです。
とても規模の大きな水族館ということもあって、スケールの大きな展示も多く、いろんな面で楽しめました。
海遊館。またいずれ再訪したい水族館です。
一泊二日の予定はこれにて全て消化。あとは帰るだけなのですが、
新幹線のことを考えて、時間に余裕を持って早めに海遊館を後にします。
そんなわけで次回、夕飯食べて帰ります。